2012年2月12日日曜日

BOPビジネスに関する考え

BOP

ここ数年でどんどんこの名前は広がってきている。
「BOP」とは「base of the pyramid」の略称の事だ。
ちなみに読み方は「ビー・オー・ピー」で、「ボップ」ではない。

「BOP」は簡単に言うと、発展途上国の事を示す。
特に国民の大多数が1日2ドル以下で暮らしているような国を示している。

今、先進国(以下、TOP)ではBOPに対してビジネスの分野で色々なアプローチをしている。
過去、TOPはBOPは支援という形で国の復興に力を注いできた。

支援ではなく、なぜBOPビジネスなのか?
1つの要因としては、BOP層に属している人達が40億人いるという事だ。

例えば・・・
1人から1円の利益を生み、そのサービス(や、商品)によりBOP層の人達の生活が劇的に改善させるとする。
1人からは1円の利益だが、そのニーズが単純計算で40億倍になるのでBOPビジネスは成り立つのではないか?と考えられている。もちろん、これはかなり逸脱した考え。

根底にあるのは、「BOPの人達の生活の水準をあげつつも、TOPは利益を生み出す。」
TOPで利益を出す事で支援とは異なる持続性が生まれる。
やはり、支援では持続性は薄く。また支援を受ける側は、それに依存しすぎてしまう傾向にある。
だから、ビジネスでべき必要があると考えられる。

【ケース:マラリアと蚊帳】
アフリカでは5年以内に死ぬ子供達がいる。
理由はマラリアに刺されて死ぬから。
そこで考えられたのは「蚊帳」
これは現地でつくれて現地の人達が購入できる最低限のコストでつくられた蚊帳だ。
これにより、現地の人達は子供が5年以内に死ぬ事を低予算でできた蚊帳で防ぐことができる。

他にも色々な例がある。今色々な企業は模索と実験を繰り返している。
BOPビジネスはこれからどんどんのびていく分野だと思うので、個人的に影響を受けた本や人の言葉、
ケーススタディなどをもとにBOPについて色々な考えを書いていきたいと思う。


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